結局FlashDevelopはあきらめ

やっと週末がやってきた・・・。
平日は余剰の時間がほとんどないので、趣味と実益を兼ねた開発は週末限定です。

先週はFlashDevelopを使い始めたのですが、結局FlashProCS5およびFlashBuilderを使うことにします。

理由は以下です。
1、FlashDevelop(以下、FD)のデザインビュープラグインが未発達
2、FDはMac版がない
3、FDだけだと素材つくりやCS5のような開発スタイルが経験できない
3、CS5とFBの体験版で4ヶ月はもつ

1について。
WebアプリあるいはAirアプリを作るなら、やはり最初はデザインビューで画面デザインしたいもの。
慣れたらMXML直書きしますけどね。
FDにはそれがない。
デザインビューを追加するプラグインを入れたのですが、まだα版なので機能が不足でした。
まず、一世代前のmxしか使えない。
flexとsparkが使えないなんて。
そして操作性が未発達。

散々それらについて悩んだり、FDのUI自体に苦労し、貴重な週末の時間を消費してしまいました。
正直、開発環境のことであまり時間を使いたくないです。
道具は道具でしかないので。
やっぱり初心者はおとなしくデファクトスタンダードの環境を使うべきですね。
FDは、AS3エディタとしてはかなりすばらしいと聞きます。
中級者以上に向いたツールだったのでしょう。

2について
僕はノートはMacなので、通勤途中に遊ぶためにもMacに入れたいです。以上。

3について
素材つくりや、タイムラインにAS3のスクリプトを書くような使い方も今後のために経験しておきたいです。

4について
もうすぐCSは5.5が出ます。FBは4.5。
体験版は30日なので、CS5とFB4の体験版を30日使っても、次のバージョンでまた30日使える。
その間にゆっくり何を購入するのか検討できます。


僕はVisualStudioを使うときも開発環境トラブル(というかPCが不調なので多分それに関係するトラブル)に悩まされていて、開発に集中できなくてうんざりすることが多いです。
お金をけちり、自分で解決しようとすると時間がかかるので、時間のない初心者は素直に金で解決すべきなのかもしれませんね。


話は変わりますが、Adobeは、いまや消えつつある、自社で規格あるいはプラットフォームを持ち、その上で動くコンテンツあるいはアプリの開発環境を販売することで収益を上げている会社、です。
だから何という訳ではありませんが、いまやAppleの開発環境(XCode+IB)は無料ですし、MSの開発環境(VS)も無償版が十分強力。
彼らは別のところで収益を上げてますし、下手に開発環境を有料にしてしまうと、アマチュア開発が活況にならず、自社プラットフォームのシェアの縮小につながります。
Oracelにしても、RBDMSの市場を独占できている訳じゃない。

Adobeがこれだけ高価な開発環境を売れているのは、それだけFLASHに人気があり、リッチコンテンツ分野で独占的だからだと思います。
開発環境ではありませんが、MS OfficeやWindowsOS並みの寡占です。
もちろん、MSが対抗でSilverRight作ったり、AppleにはiPhoneで最近まで占め出しを食らったりしてましたけどね。

これだけの寡占は、MS OfficeやWindowsOSに並ぶほどの寡占じゃないですかね。