FlashBuilderで作ったiOSアプリをAppStoreリリースする際のメモ

以前フットサルボードをリリースした際は、FlashProCS5.5を使いました。
今回は初のFlashBuilderによるアプリ、そして有料版も審査にかけた、ということで、いろいろとつまづいた分ノウハウも貯まりましたので、ここにメモを残そうと思います。
基本的なリリース手順は前回経験しているので、今回時間がかかった部分だけ書きます。


①有料版に向けて、銀行口座と税金の手続き

難しいのかなと思ってましたが、思ったより簡単でつまづくところがありませんでした。
参考にしたページを貼っておきます。
http://iphone.o-84.com/pub-apps/itunes-connect/paid-app-regist/
http://blog.livedoor.jp/tattyamm/archives/1177705.html
僕は既存の口座を何の考えも無く設定しましたが、外国から振り込まれる際に手数料がかかるのかとかをちゃんと考慮したほうが本当はいいと思います。

②アプリのアップロード

ApplicationLoaderを使います。ネットで検索すると、ちらほらと旧バージョンの不具合の問題が書いてあるので、iTunesConnectから最新版(現時点で2.5.1)をDLしましょう。iTunesConnectのManageYourApplicationのページ内に小さくDLリンクがあります。

スクリーンショット

iTunesConnectへのアプリ情報の登録の際に、512×512画像、960×640画像を求められました。
後者は撮影したスクリーンショットで、前者は、その画像を加工して作りました。
Macだと加工用ソフトでプリインストールソフトが無いのでとりえあずFlashProCS6を使いました。

④アイコン

これが一番面倒だったwww
アプリをiPhone&iPodTouchに対応させるか、iPadに対応させるか、で必要なアイコン画像の種類が違ってきます。
僕は最初、全デバイス対応の設定にしてて、72×72の画像が無いぞ、とApplicationLoaderに怒られました。
実際は、Flexがサイズの差を自動的に吸収してくれるのはアスペクト比が等しいときだけで、フットサルボードはiPad対応はできてないのでiPad向けにリリースする必要はありませんでした。
というわけでiPad対応を落としました。

iPad対応を落とす一番簡単な方法は、FlashBuilderでプロジェクトを作るときに、ターゲットデバイスのチェックをはずすことですが、app.xmlを修正することでも対応できます。
以下のAdobeヘルプに詳しいです。
http://help.adobe.com/ja_JP/air/build/WSfffb011ac560372f7e64a7f12cd2dd1867-8000.html
つまり、iPad対応を落とすなら、1だけにしておけばいいということです。

アプリのサイズをなるべく小さくするためにも、アイコン画像ファイルは必要最低限に抑えましょう。
以下を見ると必要なものがわかります。
http://help.adobe.com/ja_JP/air/build/WS901d38e593cd1bac1e63e3d129907d2886-8000.html
ひらたく言うと、iPhone&iPod touchipaファイルに入れておく必要があるアイコンは、29×29、48×48、57×57です。
入ってないとApplicationLoaderに怒られてアップロードできないと思います。

AIR for IOSのバグ?

AIR for iOSを使うと(つまり、FlashBuilderでiPhoneアプリ作ると)、iTunesに表示されるアプリ対応言語がものすごく多くなってしまうバグはまだ解消されてないようです。